キューブを作る話

世界中で二千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高のトレーディングカードゲームマジック:ザ・ギャザリングでドラフト用のキューブを作るお話です。

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前回の記事でキューブ作るの楽しいよ!というお話をしました。

ただ、実際にキューブの作り方なんてわからないという方も多いと思います。

結論から言ってしまえば「どんな紙束でもいつの間にか環境ができる」のですが、

流石にそれでは乱暴すぎるので、私自身が参考にした記事の紹介等をしようと思います

 

まずはこちら

manshinden.seesaa.net

私自身が何度も読み返した記事です

キューブ内の色のバランスやアーキタイプの目安など、初めてキューブを作る方にも

参考になる内容だと思います。

 

article.hareruyamtg.com

 

こちらの記事では具体的なキューブの内容が記載されています。

ウィンストンやソロモン等、ドラフトそのものについても触れているので、キューブを作るつもりが無くても知っていて損はない内容だと思います。

 

さて、これらの記事で語られているのは8人で行うドラフトを想定したものです。

そもそも公式フォーマットとしてのドラフトがその人数を想定したものだからなのでしょうが、普段マジックを遊ぶ際に8人集めるというのはなかなか難しいことだと思います。私自身の属するコミュニティでも平均して3~4人、6人集まれば大盛況といった具合です。

なので、私がキューブを作る際は4人を想定した200枚のものにするようにしています。

これは15枚×3パック×4人=180枚に余剰の20枚を足したものになります。

この余剰はドラフトの再現性を下げる目的があって入れてあります。ドラフトするプールが常に一定であるよりは特定のカードがあったりなかったりするほうが面白いだろう、ということです。

他にも二色土地10種で枠を圧迫するのはやだな、丁度100枚入りのインナースリーブ二つが使えるなとかそんな理由もあります。

1パック13枚にすれば5人まで遊べますしね。

もちろんこれもあくまで一例です。

皆さんのコミュニティの規模や性質にあわせて枚数や内容を調整するといいでしょう。

 

また、キューブを作るにはとにかく大量のカードが必要になります。

4人用のキューブでも200枚。統率者デッキの倍の枚数でその上、基本土地は含めないのだから、かなりの量ですよね。

なのでまずはリミテで余った雑多なコモンやアンコモンで作ってみるのがいいと思います。たまにコモン詰め合わせみたいなのを置いているショップもあるのでそれを使うのもアリでしょう。色の枚数はそろえる必要がありますが、細かい調整点は遊んでいるうちに見えてくるはずです。

結局「どんな紙束でもいつの間にか環境ができる」ということに尽きます。

ドラフトでスルーしがちなカードを再評価できたりするので是非やってみてくださいね

 

ではごきげんよう